「…っくしゅん!!」
「お前、体力無いなあ」
「…誰のせいでこんな目に遭ってると思ってんだ、このバカオスカー!!」
「…可愛くないな、リュミエール」
「うるせ…え……っくしゅ!!」
昨夜遅くに窓を全開にしていたオスカーのせいで、夜風に当たってしまったリュミエールは当然の如く風邪を引いてしまったのである。
いつになく弱ったリュミエールを眺めるのが楽しいのか、オスカーはニヤニヤと締まりの無い頬を隠す事無くベッドに臥せった恋人を見下ろしている。
その余裕の態度の何もかもが気に障るのだろう。
リュミエールは発熱で悪寒のする身体をオスカーから背け、ベッドの中に深く沈みこんでしまった。
「しかし、珍しいな。聖地で具合が悪くなるなんて、滅多に無いことなんだが…」
「…お前の馬鹿さ加減が証明されたんだろ。全く…何とかは風邪を引かないってのは、強ち嘘じゃねえんだろうよ」
「…お前ね、病人のクセにもう少し弱った部分を見せてくれてもいいんじゃないのか?」
「ふざけんな!! 誰がお前なんかに!!」
「…やれやれ。体力が無いんなら、ランディと一緒に朝稽古でもつけてやろうか?」
ん? と言わんばかりの表情で背を向けたリュミエールの顔を、背後から覗き込むオスカー。
ジロリ、と睨まれたオスカーの息が一瞬詰まる。
ふざけ過ぎたか、と後悔するも時既に遅し。
無防備なオスカーの額に見事、リュミエールの裏拳がヒットする事になった。
***
「イテ…。アイツ、マジで怒ってるな…」
見事に赤く腫れた額を擦りながら、オスカーは早々にリュミエールの館から逃げ出し、宮殿に辿り着いていた。
廊下をぶつぶつとひとりごちるオスカーの背後から、パタパタと駆け寄る足音が耳に入ってきた。
「オスカー様!!」
息を切らせて近付いて来たのは、緑の守護聖だった。
まだ時間が早い為に、廊下にはオスカーとマルセルの二人しか居ない。
「マルセル…どうした、そんなに慌てて。何か問題でもあったのか?」
はあはあと呼吸を整えるマルセルにオスカーが尋ねると、真っ赤な顔で彼の腕に掴みかかった。
「お、おい?!」
「リ、リュミエール様が…ご病気だって、本当なんですか?!」
「…どこでそれを聞いてきたんだ、マルセル?」
「今…ジュリアス様とそこでお会いして、伺いました。サクリアのバランスが少し乱れるから、気をつけろって…」
「ああ…そういや、そうだな」
聖地で病人が出る事は極めて珍しい事象で、それが守護聖の体調に関わるとなるとサクリアの力のバランスが乱れ、他の守護聖がそこを補わないとあっという間に宇宙に支障をきたしてしまう。
勿論女王の力も必要になるが、これは守護聖同士のパワーバランス修正を最も要し、更に皆慣れない事故に今日は通常の執務どころの話じゃないかも知れないのだ。
オスカーが守護聖になってからそういった事は一切無かった為、知識として知ってはいたもののマルセルに言われ改めて実感したのである。
「リュミエール様、具合は如何なんですか? オスカー様が付いていてあげなくて大丈夫なのかなあ…」
「ああ、お前が心配する事ない。あいつは儚げな見てくれだが、結構しぶといしちょっとやそっとじゃ参らないぜ?」
「でも…」
「マルセル、お前だってもうとっくに知ってるだろう? あいつがどんな奴かってのは」
「え…? あ、はい…」
「だから、要らん心配はせず、今日の事をルヴァにでも確認しておくんだな。思うより今日は面倒な事になりそうだ…」
「オスカー様…」
何気なく前髪をかき上げたオスカーの額。
やや顰められた彼の眉間の間から、くっきりと赤い痕が覗いていたのをマルセルは見逃さなかった。
***
「アレ、絶対リュミエール様に付けられたんだよ…」
「お前、オスカーの額を何でそんなに気にしてンだ?」
執務後、聖獣の光の守護聖の私室にて。
マルセルはレオナードに凭れかかる様に彼の腕の中にすっぽりと納まっている。
「だって、何かね? 今朝のオスカー様、あまりリュミエール様の心配してないみたいに見えたんだ。だから僕、あんな調子でいたら絶対リュミエール様怒ったんだろうなって思って」
「…そりゃそうだろうが?」
「え? 何が?」
「他のヤツの前で…しかもお前みてェな年下に、あのカッコつけが取り乱すはずねェだろ?」
「あ…」
「アイツだってリュミエールの前ではメロメロに決まってンだろうが」
レオナードの言葉に、思わず目を見開くマルセル。
「そっか。…レオナードってさ、やっぱり大人なんだね」
「あのなァ…」
苦虫を噛み潰した表情の恋人に、マルセルは正面から抱きついてキスを落とした。
「そう言やァ…お前ンとこ、今日は大変だったんだろ?」
「え…? あ、うん…。でも思ったより平気だったんだよ。実際はリュミエール様のサクリアがね、予想していた値よりもしっかりしていたから」
「あァ? ンじゃ、そんな重病って訳じゃねェのか」
「うん、多分。でも熱が下がらなくて、困ってるって」
「…オスカーが言ってンのか?」
「ん、何度もリュミエール様の所へ使いを遣って、気にしてたから」
「オスカーも大変だなァ、尻に敷かれて」
「…た、確かに…そんな感じだったけど…」
「まァ、どこも同じだろ」
「何が?」
「…惚れた弱み、ってヤツだ」
「…レオナードは違うでしょ?」
「はァ?」
「だ、だって僕…お尻に敷いてなんか…」
ないもん、とマルセルが呟いた言葉は、自信無さ気に最後の方は消えかけた。
恥ずかしそうに俯き加減にしているその仕草が、なんとも可愛らしく愛しくて、レオナードの頬が思わず弛んでしまう。
「あァ、そう言う意味か。それでも違いはねェだろ?」
「ええ??」
「お前は俺様を振り回す天才だからなァ?」
「もう…!! レオナードったら!!」
酷いよ、とレオナードの胸を押し遣ろうとするが、あっさり抱き締められてしまった。
「お前の自覚が無いのは今に始まった事じゃねェしな?」
「…リュミエール様、大丈夫かなあ?」
「あのなァ…、人の話を聞け!!」
「え? き、聞いてるよ……んむっ…!!」
油断をするとすぐ他に意識を持っていかれてしまう恋人に、焦れたレオナードが強引に口付けたのだった…。
***
「う…ん…。まだ、だるいな…」
日中は何とかいくらか睡眠を取れたリュミエールも、そうそうじっとして居られなくなってきた。
そうはいえども、熱は依然高いままで倦怠感も悪寒も相変わらずなのは何故なのだろうか。
ベッドの中をゴロゴロと寝返りを打つのを繰り返していると、使用人が見舞い客の訪問を告げにやって来た。
「…どなたが見えたのですか?」
「はい、オスカー様です」
「………」
大体自分がこんな目に遭っているのも、元を正せばそのオスカーのせいである。
今は顔も見たくないと思い、その旨を口にしようとした時、使用人が言った。
「あの…」
「…どうかしましたか?」
「オスカー様からの伝言で、通さないと無理矢理押し入るぞ、と…」
「………」
じゃあ訊くなっつーの…。
呆れたリュミエールが溜め息を吐くと、既に館内へ侵入して来た恋人の声が部屋に響く。
「よう、具合はどうなんだ、リュミエール?」
「…あなたが来て下さっても、わたくしの病状には変わりありません。あなたには明日も執務があるのですから、わたくしに構わずお引取り下さい」
いつもの主人の物言いとは思えない辛辣な言葉に、使用人もオロオロとリュミエールとオスカーの顔を交互に見遣っている。
小声でオスカーが使用人にその場を下がるように言うと、寝室内へと足を踏み入れた。
「まだ具合は相変わらずみたいだな。使用人がいる前でそんな態度を取るようじゃ、まだ余裕が無いって訳だ」
「だからっ…元はと言えば、誰のせいだと思ってんだ!!」
「わかったから、そんなに怒るな。安静にしてろって言われてるだろう?」
「………」
恨めしそうな視線で睨みつけるリュミエールの瞳は、高熱の為に潤み普段の儚さをイメージする水の守護聖とは、また違った色気を醸し出している。
その視線がオスカーの熱を煽る事を、この恋人は全く自覚していないらしい。
「陛下もお前の事を大分気にかけて下さってな、俺に明日はお前についていろとの事だ」
「…陛下が…?」
オスカーの言葉に信じられない、といった表情で尋ねるリュミエール。
「陛下にまでお気遣いをして頂いて…。皆にも迷惑を掛けてしまって、大変申し訳無いですね…」
「お前が気に病む事は無いだろう?」
「当然だ!! 全く…何で俺がこんな目に…」
「ああ、わかったから。落ち着け。お前が治ったら、幾らでも聞いてやる。だから今はゆっくり休め…」
「…ああ」
オスカーはリュミエールの額にそっと口付けを落とすと、徐に執務服を脱ぎ始めた。
「…何やってんだ、お前?」
「ん? ああ、浴室借りるぞ?」
「は? 別に構わないが…」
「ほら、病人は寝た寝た」
あっという間に一糸纏わぬ姿でリュミエールに言うと、オスカーはさっさと浴室へと姿を消した。
「…?」
リュミエールは熱で良く思考が回らない頭を捻りながら、徐々に押し寄せてきた重く圧し掛かる睡魔に身を委ねた…。
*****
浴室から出てきたオスカーの目に入ったのは、少し荒い寝息を立てて寝入っている恋人の姿だった。
眠りながらも熱の為に辛いのか、その眉間にはうっすらと縦に皺が刻まれている。
悪寒がすると言っていたが、まだ熱が引かないせいなのだろう。
深く布団に包まり、その中でまるで猫のように丸まっている。
「…ホントにな。お前が風邪をひくとは、俺も予想外だったよ」
自分のせいで愛しい恋人をこんな目に遭わせた事を、当然ながらオスカーも後悔している。
あの晩のオスカーは何故か体の火照りが治まらず、止む無く夜風に当たっていたのだった。
体力には自信のあるオスカーと言えども、リュミエールの自分を求める毎晩の行為に着いて行けないと思う事もしばしばで。
逆の立場であったなら、恐らく同じ様な事になるのだろうとも思う。
当初はかなり抵抗があったこの関係にも、オスカー自身今となっては拘りも捨てたと思っていた。
だが…。
「こんな姿を見せられるとな…」
抑えていた雄の部分が、頭をもたげて来るのを嫌でも自覚する。
だが、言うまでも無く、相手である恋人は病人である。
具合が悪く臥せっている恋人を相手に、邪な想いを抱くのはどうかとも思う。
しかしそれ以上に、この姿はオスカーの欲を掻き立てる、色香を放っているのも紛れも無い事実。
「…しっかりしろ、オスカー。ここで襲ったら、俺自身が後悔する羽目になるぜ」
口の中で呪文を唱えるかのように呟くと、さっさとリュミエールの隣へと身体を滑り込ませる。
出来るだけ振動をさせないように、そっと布団を持ち上げると、寝汗で少し湿った空気が漂う。
まだ下がる気配の無い熱と闘っているのだろう、熟睡と言うよりも魘(うな)されているように見える。
額に張り付いていた髪をそっと指先で剥がし、脇にあったタオルで滲んだ汗を拭ってやる。
「…オスカー?」
「ん? ああ、悪かった。起こしちまったか?」
柔らかい笑みを浮かべた恋人の声が間近で聴こえたのに、安心したのだろうか。
リュミエールは瞼を閉じたままうっすらと口元に笑みをつくると、再び睡魔にとらわれたかのように寝息を立て始める。
「…だから、ヤバイんだって…」
オスカーは数度頭(かぶり)を振ると、深く深呼吸した。
拷問に近いものがあるな、と煩悩を払うべくオスカーはリュミエールの身体を包み込むように抱き締めると、深い眠りに就いたのであった。
******
「…ん…」
カーテンの隙間から、一筋の朝日がオスカーの顔を照らしている。
眩しさに顔を顰めるが、目覚めは悪くない。
ふと自分が今何処に居るのか一瞬戸惑い、腕の中に納まったまま眠っているリュミエールの姿に漸く状況を把握する。
「ああ…。そうか。思ったより平気だったな…」
昨夜具合の悪い恋人に対し、欲情した事だ。
オスカーも自覚していない心労が溜まっていたのかもしれない。
一度も目を覚ます事無く、ぐっすりと眠れたおかげで体調は頗る良い。
今日は女王の許可もあり、リュミエールとずっとこの部屋で過ごす事になっていた。
そういえば、リュミエールの具合はどうなんだ?
オスカーはすやすやと寝息を立てる恋人の顔色を見遣る。
昨日とは違い、顔色もほぼ普通に戻っているように見えるが、起きればまた体温が上がってしまう事も考えられる。
無理はさせず、ゆっくり休ませてやろうとオスカーがベッドから出ようとした時。
リュミエールの手が、オスカーの腕に絡まっていたのだ。
起こさないように外そうと試みるが、しっかりと巻きついてしまっていて、「起こさずに」言うのは思うより至難の業かもしれない。
仕方が無いな、とオスカーがリュミエールを起こそうと声を掛けようとした寸前、リュミエールが何かを呟いたのだ。
「…リュミエール? 起きているのか?」
しかし、当のリュミエールは返事を返す事無く、相変わらず規則的な寝息を繰り返している。
寝言だったのだろうか。
リュミエールが寝言?
またなのか?
今までそんな事はあった例が無い。
昨日が例外中の例外だったのだから。
しかし続けてこんな事が起こるとは、オスカーとて想像していなかったのも事実。
オスカーは信じられないな、と首を捻っていると、今度はさっきよりも鮮明に聴こえてきた。
「…オス…カー…」
昨日の再現か。
頼りなげに呟かれた恋人の声音に、またしてもオスカーの心臓をぎゅっと鷲掴みにされたような感覚に襲われる。
風邪をひくと人はこうも弱々しくなるのだろうか。
遠い過去に経験した、記憶が蘇る。
一人で居るのが心細くて、眠るまで母に傍に居てと強請った。
まだ人として暮らしていた、幼かった頃のあの記憶。
水の守護聖の顔をして愛を囁くのとも、素のままで自分を求められるものとも違う。
何故かこの腕を離してはいけないような気にさせられる、何とも子供のおねだりのように、それは似ているとオスカーは思った。
愛しさが込み上げ、何とも言えない気持ちにさせられる。
思わずオスカーは優しくリュミエールに口付けた。
起こすのが勿体無いような、それでいて起きてそのまま甘えて欲しい。
そんな願いを込めた口付けを。
啄ばむように何度か繰り返しているうちに、いつしか眠っている筈の恋人の唇が意志を持って口付けを返してきた。
絡められていたリュミエールの腕は解かれ、それはオスカーの肩へと手探りで辿り、首を手繰るように引き寄せられる。
息継ぎを忘れるほどに没頭する。
そんな表現がぴったりだった。
そう言えばコイツは病人だった。
いきなり我に返ったオスカーがはっとしたように唇を離すと、リュミエールから甘い吐息が漏れたのをそこに感じ、また身体の奥が熱くなるのを自覚する。
寝起きの濃厚なキスと、そして発熱の為に潤んだリュミエールの瞳。
少し焦点の合わない艶かしいその視線を受け、オスカーも平常心を保つのがやっとであった。
「リュミエール、具合はどうなんだ? 熱は…あまり変わらない様だが」
オスカーがもたげた欲望を吹っ切るように、敢えて何でもないような口調でリュミエールに尋ねる。
キスの余韻でうっとりとした表情を浮かべながら、リュミエールは掠れ気味の声音で答えた。
「ええ…。昨日のようなだるさは少し治まったようにも思います。けれど、まだ熱があるのは確かみたいですね…」
「そうか。取り敢えず身体を拭いて、着替えた方がいい。また体温を奪われて悪化するといけないからな」
オスカーが素早くベッドから抜け出すと、使用人に用意をさせるべく部屋を出ようとする。
「オスカー…?」
その背後から、儚げに追いかける恋人の声。
その何とも言えぬ色を含んだ声音に、オスカーの心臓がまたもドキリと跳ねる。
「どうした?」
「あなたが…してくださるのですか?」
振り返れば穏やかに微笑む恋人の姿が映る。
上手い訊き方だな、とオスカーは思った。
直接強請っている訳でも、先回りをして確認する訳でも無いのに、そんな風に柔らかく訊かれてしまったら、そういうつもりじゃなかった、とは言い難い。
「ま、俺はそのために居る訳だからな。それに…」
「…それに?」
本当はリュミエールに尋ねられるまでも無く、オスカーはそのつもりではいたのだが。
今それを口にしてしまうがは何故か気恥ずかしいのか、何か理由をつけようとしている自分に気付く。
オスカーの言葉の続きをリュミエールが首を少し傾けながら、促す。
恋人の甘い答えを期待しているのだろうか。
その微笑みは普段のそれよりも、オスカーの瞳に格段に美しく優雅に映る。
「…たとえ使用人と言えどもお前の身体を、他人に触れさせる訳には行かないからな」
「!」
オスカーはそれだけを言うと、すぐに部屋を後にしてしまった。
彼の思いがけない言葉にリュミエールの表情が、驚きに変わったのを見たからだろうか。
通常のオスカーならば、なんて事無い言葉だろう。
だが、リュミエール相手にそういった甘い言葉を掛ける事は、全くと言っていい程無かったのだ。
リュミエールが驚いたのも無理は無い。
そして、オスカー自身もそんな事を言うとは、恐らく計算していなかったのだろう。
言ってしまった後の、彼のはっとした顔。
その場を逃げるようにして部屋を出て行った、彼の行動がそれを裏付けている。
「…たまには臥せってみるのも、悪くないな…?」
思うように身体は動かせなくて、お前をベッドの上で可愛がって遣れないけどな。
黒い笑みを浮かべながら、リュミエールはオスカーの言葉を喜びと共に噛み締めていた…。
あとがき:
ん〜?(汗)
ん〜〜??(滝汗)
ど、どうなんしょ、コレ?!
リクに沿ってますか?!
直接リュミエールとオスカーの攻め受けの攻防ではなくて、オスカーの忍耐力を試されたと言うか、彼の中の葛藤と言うか、あああああ…(涙)。
や、マジでかなりの理性が試されたとは思いますよ(苦笑)。
でも、実際それを行動に起こしたとしても、それでも弱っているリュミエールにさえも、オスカーは絶対に勝てないと豆田は考えました(笑)。
と言うわけで、彼自身の闘いという事になってしまったのですね…。
リュミエールの前では中々今までの調子を出せない(笑)オスカーですが、ふとした時にぽろっと零れてくるようになったようですね。
でも、プレイボーイ的な言動も女性相手にならば無意識の内にしていたのに(ある意味酷い男だよなあ)、それだけにリュミエールに思わず零してしまったのが、またそれはそれですごくオスカーは恥ずかしかったんですよ。
大した事言っていないってのに、かなり動揺しちゃってます(笑)。
それに部屋の中で全部脱ぐなよ、オスカー(笑)。
脱衣所で脱げよって思ったのは、豆田だけじゃないですよねえ…。
サクリアのバランス云々の話は、豆田の全くの妄想です。
ただもし守護聖が病気になってしまったら、サクリアがどうとかの問題じゃなくなるよなあ、と豆田が勝手に思ってた事をそのまま話の中に絡めてみたのです。
ちゃっかりレオマルなんぞも出しちゃって、豆田は大変楽しませて頂きました(汗)。
AYA様にも、皆様にも楽しんで頂ければ幸いでございます。
そしてAYA様、こんなおかしな話で大変申し訳ありませんでしたm(_ _)m
散々お待たせした挙句、やっぱりどうしようもない内容で、何とお詫びしたらよいのやら…。
勿論返品可です。
苦情やお叱りのコメントは、掲示板かメルフォで受付致しております。
そしてリクエストしてくださって、ありがとうございましたm(_ _)m
07/03/10
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