「俺達今日はね、ゼフェルに訊きたい事があるんだよ!!」 「い、いきなり何だよ、ランディ!!」 「ゼフェルは一体、この中の誰が本命なのかって事だよ!!」 「…ほ、本命って、何の事だよ?!」 「アンタ…このメンツを見ても、何とも思わないの?」 「確かに…私とはかなり昔の事であったが、よもや忘れたとは言わせぬぞ?」 「俺の存在も忘れちゃいねえだろうな、ゼフェル?」 「あー…皆さん、そんなにいきなり責めては、ゼフェルも困ってますから」 「…オリヴィエに、ジュリアス…アリオス、ルヴァって…」 「今までゼフェルが…ゼフェルは、俺だけのモノだと思ってたのに…!!」 「なっ…何言ってやがる?!」 「甘いよ、ランディ? ゼフェルの事を一番理解してるのは、このオリヴィエ様なんだからね?」 「…理解しているからどうだってんだよ? 大体俺にだけ見せるコイツの態度は、お前らが決して見る事が出来ねえ筈だがな…」 「オ…、オイ、おめーら?!」 「私に見せた素直なゼフェルも…そなた達と同じだと、そう申すのか?!」 「あー、お…落ち着いて下さいね? そうは言っても、ゼフェルが皆さんに攻めた事、おありですかねー?」 「「「「!!!!」」」」 「ル、ルヴァ…?!」 「その事を含めても、愛し愛されているのは、この私だと思いますけどねー…」 「な…、そんなの、どうでもいいじゃないの!!」 「た、確かに…。大体、エッチしたのは俺が最初だし…話の中でもエッチするの、俺だけですよ!!」 「「「「!!!!」」」」 「て、てめー!! ランディっ!!」 「…どうなのだ、ゼフェル?!」 「俺に惚れてると言ったあれは、お前の演技だった…そう言う訳、か?!」 「な…な…?!」 「ちょっとお、どういう事よ?! 信じらんない!!」 「ひ、酷いですよー、ゼフェル…。確かに話の中での、はっきりした描写はありませんでしたが、あんなに私を求めてくれたのに…」 「っわーーーー?!」 「…私も同様だ。私は確かに、お前に問うた筈だが…?」 「な、何がだよ?!」 「言っていいのか、この場で?」 「げっ…!! や、やっぱヤメロ!!」 「こんな扱いを受けるんだったら、お前の言う事なんざきかねえであのままあそこで犯してやりゃ良かったか…?!」 「アリオス?! お、おめー、何を…!!」 「お前がベッドじゃなきゃイヤだと、言ったのを忘れたのか?」 「ううっ…!!」 「ゼ…ゼフェル…、やっぱり、俺以外の人と…」 「な、泣くなよ、バカランディ!!」 「いつもそうだよな、俺にだけ酷い事ばっか言うし…」 「私にはそんな事、言わないよね☆」 「私にも言わぬな…」 「ま、俺には微妙だが…態度で示してくれるからな?」 「そうですねー、何だかんだ言って、ゼフェルは優しいコですから。ちゃんと私にも愛してると言ってくれましたし…」 「「「「!!!!」」」」 「ルヴァっ、おめー余計な事言うなよっ!!」 「お、俺…好きだとは言われた事あるけど…愛してるって、ゼフェル?!」 「てめえ、それ、マジか?!」 「っ…!!」 「うわ…、ジュリアスの顔が…コワイねえ☆」 「げげっ…」 「…で?」 「はあ?」 「どうなの、実際の話。誰が一番な訳よ、ゼフェルは?」 「だ、誰って…」 「お、俺だよな、ゼフェル…?!」 「…私ではないのか?」 「俺にしとけよ。いつも満足させてやってるだろ、俺は?」 「ちょっと、下品な話はよしてよね!! …ねえ、どうなの、ゼフェル?」 「な、何だよ…」 「…正直な話、誰とのエッチが一番良かったの?」 「オっ…オリヴィエ!! おめーってヤツは…!!」 「あー…私もそれは是非、訊きたいですねー?」 「そ…」 「「「「「そ?」」」」」 「そんなん、言える訳ねーだろ!!!!」 「あー…」 「に、逃げたよ…」 「ゼ、ゼフェル?! ソコで逃げるなんて酷いよ!!」 「アレじゃまだ足りねえのか…」 「私が相手では…満足していなかった、と言う訳か」 「で、でもいつも俺は、いい加減にしろって言われてますよ?!」 「アンタ…しつこそうだもんねえ…」 「オリヴィエ様、酷いですよ…」 「私もしょっちゅう言われますけどねー…」 「そなたは…仕方なかろう」 「ああ、そういやあんた、『天然エロ絶倫』だったっけか?」 「そういうあなた…アリオスはさしずめ、『エロ剣士』ってところでしょうか?」 「お前…言ってくれるじゃねえか!!」 「ちょ、ちょっと、こんなところでよしなってば、2人とも?!」 「いいじゃないですか、ルヴァ様もアリオスも…。俺なんかいつも『エロ魔人』ですよ?」 「ああ、そういえば…いつもゼフェルの怒鳴り声が聞こえてくるのは、ランディの事だったか…」 「改めて考えたら、エロばっかじゃないのさ…」 「で、でも、ゼフェルのエッチの時のあの可愛さは、普段とのギャップもあって、すごくアレですよね?!」 「あー、そうですよねー。本当にあの時のゼフェルは素直で、可愛くて…」 「確かにな…。私ともあろう者が、ゼフェルの痴態には我をも忘れる程…」 「へえ…? お固いだけのヤツかと思ったが、意外だぜ」 「何よ、あんただって、相当しつこくしてるんじゃないの?」 「…お前には言われたくねえな」 「ちょっとアリオス!! 失礼でしょ?!」 「う…。でも、ゼフェルは…」 「おめーら、いい加減にしろーーーーーっっ!!!!」 うわ〜…。 酷い小話でしたねえ…(涙)。 下書き状態のメモ題名、『ある意味総受け状態のゼフェル拍手(笑)』でした(汗)。 結構ゼフェルの話は書いていると思ってたのですが、お相手は5人どまりだったんですね〜。 誰がどのコメントしているか、おわかりでしたでしょうか…。 会話のみって、ホントに難しい(涙)。 しかし、ゼフェルがこの中で誰が一番好きなのか、気になりますよねえ(笑)。 皆様のよろしいように妄想して下さいませね☆ お粗末な拍手コメントですみませんでした!! 豆田、逃げます!! 06/12/15加筆修正。 …ホントはアップした際に、バックアップしてあった下書きを修正した筈なんです。 しかしそっちの方を上書きするのを忘れていたらしく、変な終わり方をしてましてねえ…(汗)。 慌てて記憶を手繰り寄せ、修正した訳なんですが…。 あまり成功していない上、アップした当時のモノとも微妙に違っております。 あ〜あ〜…(涙)。 ☆BACK☆☆小説部屋トップへ☆/☆トップページへ☆